私立高校の無償化が発表・実施されて以降、受験生の「公立高校離れ」が話題となっています。気になりましたので最近の公立高校受験に関する記事をいくつか集めてみました。
大阪府では2025年度の公立高校一般選抜において、128校中65校が定員割れするという異例の事態となりました。特に寝屋川エリアでは地域の伝統校である寝屋川、八尾、鳳で定員割れとなったことは「寝屋川ショック」と呼ばれて話題となっています。
また3月20日のYAHOO!ニュースでは、県内最難関校と言われている岡山県の岡山朝日、和歌山県の桐蔭で定員割れとなったことが報道されました。さらに鹿児島県では約9割の公立高校が定員を満たしていないことも報道されています。
各県においてはそれぞれの事情があると思いますが、少子化時代における私立高校授業料の無償化が影響している可能性はおそらく高いのではないでしょうか。また高校受験を回避するために中高一貫校に進学する生徒も年々増加傾向にあり、高校受験から中学受験へシフトしつつあるのかもしれません。ともあれ各都道府県の公立高校のこれからの対応に注目したいところです。